「冠婚葬祭」シーン別の正しい挨拶と服装のまとめ


冠婚葬祭の時は一般常識が一番求められるときということができます。挨拶の仕方や服装などで恥ずかしい思いをしたくないものですが、最低限知っておきたい挨拶や服装のポイントを調べてみましょう。

冠婚葬祭時の正しい挨拶と服装について

冠婚葬祭の時に一番マナーが重んじられるのはお通夜とお葬式の時です。お悔やみの挨拶というのはいくつかの種類がありますが、一般的なものは、このたびはご愁傷様です、というものでしょう。胸中お察し致します、という言葉もありますが、愛する人を亡くするというのは経験がない場合はなかなかこの挨拶の言葉をかけにくいかもしれません。そのようなときは、心からお悔やみ申し上げます、と言うことができるでしょう。

お通夜のシーンでの挨拶は、ご焼香をあげさせていただきたく伺いました、と言ったり、記帳を済ませて、お参りさせていただきます、と簡潔に言ったりすることができます。

どうしてもお通夜や葬儀に出席できないシーンでの挨拶は、戻りましたら改めてお参りをさせていただきたいと思います、と言ったり、葬儀には出席できませんがどうぞ失礼をお許しください、と言ったりすることができます。このときは、出席できない理由をきちんと明記してすぐに弔電を打つことが良いでしょう。

2bf906058cf864dfb8dc0173d12dbc4d_s

冠婚葬祭の時の恥ずかしくない服装で、きちんと覚えておきたいのはやはりお葬式の時です。なぜなら、お葬式という厳粛なときで常識が試されますし、社会人として立派な振る舞いができるかどうかが同僚や取引先から信頼を得られるかに直結するからです。

しかし、お葬式はそれほどたくさんあるものではないので、服装で迷うことがあるかもしれませんが、礼服と呼ばれる略式のスーツを着るようにしましょう。もちろんモーニングや和装も礼服ですが、遺族がそれらの礼服を着ていない場合には自分のほうが格上に見えてしまいその場の雰囲気を壊してしまいますので、スーツタイプの礼服が良いでしょう。

このときに注意したいのが、普通の黒色のスーツを着ていかないと言うことです。礼服とは黒の質が違うのですぐにまわりから分かってしまいます。さらに、ワイシャツは白でネクタイは黒というのも押さえておきましょう。このときに浮ついた印象を与えるカフスやネクタイピンはつけないようにしましょう。

お通夜の時は、お葬式の時ほど服装にこだわる必要はなく、一般的なスーツなどで良いでしょう。なぜなら、お通夜は突然あるもので、そのときに礼服を着ていくとあたかも不幸を予測していたかのような印象を与えるからです。
社会人に恥じないようなこれらのマナーを覚えておきながら冠婚葬祭に臨むようにしましょう。


マナーのおすすめ資格

マナーについて学び始めるには、手軽なweb講座がおすすめです。
formieのマナーインストラクターは初心者向けに網羅された内容をスマホで学習できるので、初めてマナーを学ぶ方にはおすすめです。
→おすすめマナーの資格はこちら

マナー資格
マナー資格TOP