マナー・プロトコール検定の階級別の合格率と難易度はどれくらい?


日本マナー・プロトコール協会が主催するマナー・プロトコール検定ですが、それぞれの階級には色々な特色があります。では、各階級の特色に加えて、試験をするときに気になる合格率や難易度がどれくらいなのかを調べてみましょう。

マナー・プロトコール検定の階級別の合格率と難易度について

マナー・プロトコール検定は日本人が知っておくべき一般常識的なマナーから国際儀礼と言われるプロトコールについての知識や技能を認定する資格となっています。ビジネスの場だけではなく、交換留学なども活発に行われている昨今の中で注目されている資格と言えます。

マナー・プロトコール検定は1級から3級までの資格となっており、3級は基本的なマナーや社会常識が中心に組まれた試験内容となっています。2級は社会人として知っておくべきマナーが扱われており、ビジネスの場での作法などに関する知識が含まれています。

そして、準1級は企業の中などで他の人にマナーを教える立場に立った人が持っておくべき知識や理解が扱われていて、かなり高度な資格となっています。そして、1級はすでにセミナーなどを開催していて教育者の立場として経験のある人がさらに知識を深めていけるような内容となっています。

試験内容は3級は150問の正誤問題となっていますが、2級と準1級は選択問題に加え記述問題や論述問題が含まれます。1級では個人面接も含まれてきます

マナー・プロトコール検定の2級と3級は、日本マナー・プロトコール協会が指定する通信教育コースを受講しているなら、自宅に居ながらにして検定試験を受けることができます。自宅でテキストなどを見ながらじっくり検定試験を受けることができますので、合格率も高く、難易度が優しい入門向けと言えるでしょう。

しかし、準1級からは難易度が上がり、受験資格も取得したい資格より下の資格をすでに取得していなければいけないという厳しいものになります。
具体的なマナー・プロトコール検定合格率は3級が75パーセント前後となっています。3級は150点満点中の110点前後で合格することができます。さらに、2級のマナー・プロトコール検定合格率は55パーセント前後となっており、合格ラインは100点満点中の65点以上となります。

このようにしてみてみますと、自宅でできる試験であってもマナー・プロトコール検定合格率は思うほど高くはないので、テキストや過去問を通してしっかりと試験対策をしなければならない資格と言えるでしょう。
70歳を過ぎても検定を受けられる方もいるので、しっかりと試験対策をしてマナー・プロトコール検定合格を目指していきましょう。


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